
レッドツェッペリンがまたブームらしい。一回限りの再結成が話題だそうだが、内容はどうだったんだろう?そして、まだバンド が存命中の頃に出した唯一のライブ盤「狂熱のライヴ」が、CD、DVD共に装いも新たにリマスターした上、未発表曲も追加され、“最強盤”としてリリースされる。この「狂熱のライヴ」だが、俺が一番始めに聴いたのが、中学三年の頃だった。当時すでにディープパープルの「ライブインジャパン」を聴いていたからツェッペリンのライブを聴いた瞬間、「何だかギターが雑だな」と思った。続いて高校生の時、朝の新聞配達をしたお金でやっと「狂熱のライヴ」のVHSのビデオを買ったんだよ。当時、ビデオって高くてさ。何と15800円もした!当時の高校生にしたら大金よ。それが今日の写真なんだけど、これはかなり見たね。とは言っても始めのうちはあまり良いと思えなかったんだけど・・・。まず、映画って事もあり、演奏が始まるまでのシーンが長いの!あと、途中のへんてこなイメージ映像とかさ。俺なんて、ギターをやり始めたばっかだったからそんな無駄なシーンやサイケな映像よりジミーの指先が見たいのよ。しかも、やっと始まったと思ったら一曲めの「ロックンロール」がやたらとテンポが遅いの。パープルはただでさえストレートに早い曲はライブではもっと走ってるって言うか疾走感があって迫力あったけど、ツェッペリンは逆にモタッてる(笑)!んで、まあ、これはレコードでも聴いてたから分かってはいたけど。それにやっぱりジミーのギターの音が雑!高校生になった頃は、マイケルシェンカーとかヴァンヘイレンとかより正確に綺麗にギターを弾く人をたくさん聴いていたから余計に感じた事だった。そして極めつけがロバートのボーカルね。自慢のハイトーンはどこへやら。いきなりフェイクして歌うんだもんこれには興ざめした。ジョンボーナムも、コージーなんかより叩き方、地味だし、何かがっかりした思い出がある。曲も「天国への階段」もそうだけど、スタジオ盤よりインプロが入るからやたら長いのね。とくに20分以上に及ぶ「幻惑されて」では途中で寝てしまった程だ!ところが何回も何回も見るうち、この絶え間無いアドリブの応酬がクセになり、雑と思えたジミーのギターも味に聞こえ、一日、一回はこのビデオ見てたね。退屈と感じたイメージ映像も、特にジミーの場面では怪しい黒魔術の重さを魅力的に感じられるようにやった。それにこの頃のツェッペリンってビジュアル的にも本当にカッコよくて、これも、他のハードロックバンドと差をつけた一因だろう。今でも、酒呑みながら「幻惑されて」を聞くと最高なんだよね。長いと感じたソログルーヴ合戦が“もっともっと”って感じになってるし、これは音楽の麻薬だよね。で、最強盤!もちろん買います!で、最近の特集で分かったんだけど、このライブ盤って、一曲のうちでも何日かのテープをいいとこだけ貼付けて繋ぎ合わせて作ってるんだってさ!こりゃ、マイルス・デイビスがプロデューサーのテオ・マセロとよくやったやり方と同じなんだけど、この時代からアナログながらこういう発想ってあったのね!いや、びっくりしました!
ベイビーさんの感想、解説、またしても感無量にて拝読させて頂きました。
昨日の朝のエンタメでライブの映像ちょっと見ました。
ロバート、少しだけ歌上手くなってたような気がしました(笑)
仕方ないけどみんなシワくちゃになっていて、ジミーは博士みたいでした。
エリカ様と高城のツーショットも見て、「私の音楽の原点」とか言って、
所詮オヤジ(高城)のスリコミだよねー、という疑惑が拭えないものの、
彼女のお陰でライブ自体話題になったのですから、いちおう伝道師としての役割は認めます。
ところで、ライブ盤の繋ぎ合せの手法、新鮮なオドロキでした。
教えて頂きありがとうございました。
【2007/12/13 18:11】
URL | メトロポオル #YvyWkQh.[
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メトロポオルさん。エリカ様!プロフィールに好きなアーティスト、ツェッペリンって一応入れてんならもう少しツェッペリンテイストの曲も歌って欲しいですね!でも、彼女の「フリー」はいい曲ですね。ガービッジっぽくて。そして、ツギハギのライブは、けっこうみんなやる手法らしくて、まあ、作品として自分の1番のスキルのを聴かせたいならしかたないでしょうね(笑)。俺もお金があったら直したいもん!
【2007/12/13 22:19】
URL | ベイビー佐々木 #-[
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ライヴだけじゃなくて、スタジオ盤でも70年代によく使われていた手法のようですよ。
プロデューサーのクリス・トーマスのインタビューによると、ピストルズの『Anarchy In The U.K.』とミカバンドのアルバム『黒船』全般でこれは使っていたそうです。(知った時はショッキングでした。。。)
ビージーズなんかは、ドラムがヘタっていたので、いいところの2小節だけのテープを切って、その両端をつないでエンドレスで再生できるようにして、その音をまたマルチレコーダーに入れて、その上にダビングしたそうです。
テクマ!さん。なるほどなるほど!シングルとかのエディットバージョンなんかもそれでやってたんでしょうね。まあ、今はプロトゥールでより簡単に出来るみたいだけど、俺みたいなアナログ人間には全くスゴイ話です。
【2007/12/18 20:47】
URL | ベイビー佐々木 #-[
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テープを回しながら編集したい部分で止めて、テープを引っ張り出して専用の台に乗せてナナメに切って、そんでそうやって作ったもう一本のテープと、専用のテープでくっつけていたんだそうです。テープは1秒に36cmとか進むので、そんなに音的にも気にならないんだそうで。
僕も高校生のころはカセットテープを分解して同じようなことしていたですが、カセットだと「ぶつっ!」という音がどうしても入ったなぁ。。。
テクマ!さん。す、スゴイ作業ですねえ!間違えて変とこまで切っちゃったりしなかったのかなあ(笑)!何か気な遠くなるような作業だけど意外とやってる方は楽しいのかなあ?
【2007/12/19 21:48】
URL | ベイビー佐々木 #-[
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やってる方はスリルもあるし大変だったでしょうねぇ。
マイルスの指示のもとにあれやこれやと切ったりつなげたりをさせられたエンジニアの人は、寿命が縮まったと思いますよ。。。
テクマ!さん。マイルスって完璧主義者だし、顔からしてコワイからよく、テオ・マセロは頑張ったなあ。(笑)しかも「クワイエット・ナイツ」ってアルバムはマイルスに断りもなく勝手に編集してリリースしたそうだからかなり根性ある(笑)!てか、怒られても気になんないくらい切ったり貼ったりが好きだったんでしょうね!
【2007/12/20 22:55】
URL | ベイビー佐々木 #-[
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