BLUEIII ベイビーブログ
ロックバンドBLUEIII(ブルー・スリー)のBBS兼日記 ※悪意・誹謗中傷目的のコメントは、削除する場合がありますので、ご了承下さい。
ドラゴンへの道 日本初公開版 ついに42年ぶりの再会!!!
まさに2017年、最大のニュースと言っていいほどの大事件である!!

ブルース・リー第1世代、そう、'70年代のドラゴンブーム直撃世代にはたまらない出来事がありました!!
そう、あのブルース・リーの「ドラゴンへの道」日本初公開版が42年の歳月を経て発見され、しかもソフト化されたのです。

第1世代以外の人や、普通の人たちにとっては一体なんのことやら?と思うかもしれません。
だって、「ドラゴンへの道」は今まで何度もソフト化しているし、レンタル屋にだってあるじゃないか!と思うから。

じゃあ、なにが違うかと言ったら、日本の映画館で初めてこの作品が公開されたとき、日本の映画会社がそのままの香港から入ってきたヴァージョンでは今ひとつカッコよくないと判断し、いろいろと手を加えた日本独自のものに作り変えたのでした。

そう、ハリウッド映画である「燃えよドラゴン」が'73年にはじめて日本で公開されてから空前のブルース・リーブームが巻き起こる訳ですが、ブルース・リーは既にこの世にいなかった。

つまり、ブルース・リーの純粋な新作映画はもう観られなくなっていまっていたのです。
そこで仕方なく、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の前に作られた映画に目をつけた日本の映画会社でしたが、ハリウッドで作られた「燃えよドラゴン」はやはり別格として、それ以外の作品は純粋な香港映画。
音楽もしょぼいし、なにより言語が中国語であった為、中国語に馴染んでいなかった日本人にはまだ免疫ができていなかったのですね。

それで、改めて日本向けの主題歌を作ったり、挿入曲も入れたり、わざわざ中国語のヴァージョンではなく、香港の声優さんだかが吹き替えをした発音の下手くそな英語版を輸入したりして、完全な日本だけのものとして公開したわけです!!

「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」「死亡の塔」それに、数あるジャッキー・チェンの主演作も同じような感じで日本版が作られました。

運良く、「ドラゴン怒りの鉄拳」と「死亡遊戯」はこの日本初公開のフイルムが発見されましたが、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン危機一発」『死亡の塔」は発見されていなかった。

特に「ドラゴンへの道」は音声ばかりか、マイク・レメディオスが熱唱する日本版の主題歌を聴かせるために、わざわざオープニングに龍のイラストを施したイラストの静止画を使ったものを追加するなど、手が込んでいたのです。

そう、「死亡遊戯」は’78年に完成こそしたものの、死後にブルース・リーの手を離れて作ったもの。
この「ドラゴンへの道」は生前にブルース・リーが作った作品としては当時、最後の作品だったのです。

そんな事情もあってサブタイトルには「最後のブルース・リー」とつけられ、これでブルース・リーの映画は終わりなんだと、当時のファンにとっては本当に感慨深い作品でした。
しかも、この「ドラゴンへの道」だけは「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」と配給会社が異なり、東宝東和から東映に移ったのでした。

このへんは香港のブルース・リーが所属していた映画会社ゴールデンハーベストが二つと二重契約をしてしまったからだと言われていますが、当時は「香港の映画会社はいい加減だなあ~」くらいにしか思っていなかったのですが、ちゃんとした理由があったのです!

ブルース・リー亡き後、「クンフー映画ブームの次に来るのはこれだ!」と、ゴールデンハーベストの社長、レイモンド・チョウが狙ったのがなんとポルノ映画!!

AVなんてない時代、日本ではあの頃ポルノ映画は普通に流行っていました。
そこでチョウ社長が目をつけたのが、東映にいたポルノ女優の池玲子さん!
東映から池玲子を借りる代わりに、ブルース・リーの「ドラゴンへの道」を東映に配給させてあげよう・・・
そんな条件だったみたいです。

しかも、この頃ゴールデンハーベストが出していた雑誌になんと池玲子のグラビアまで掲載されているし(新潟のマニア、ゆうぞうさん所有!)
実際に「悪魔の生首」というゴールデンハーベスト作品にも、池玲子は出演しています!(日本公開もされた!)

まあ、そんないわくつきの事情もあっての「ドラゴンへの道」でしたが、そんな背景もあるからかポスターなどに使われる「ドラゴン」や「ブルース・リー」の字体も、東宝東和のそれとは違いました。

しかし、何故かサントラレコードだけは東宝のレーベルのTAMレコードからリリースされましたが、なんとマイク・レメディオスが歌う主題歌は劇場公開前にシングル盤が発売され、あまりのカッコよさに胸が高鳴った記憶があります。
しかも、B面っも「ビッグ・ガイ」という超カッコいいインストの曲で、それまで観てきたブルース・リーのイメージにぴったりでした。

そして公開された「最後のブルース・リー  ドラゴンへの道」!!
1975年の1月25日からの公開でしたが、オレは10歳年上の従兄弟のやっちゃんに連れられ、朝から地元郡山市の東映パレスにならびました!!

今、思い出しても、あの行列とあの熱狂ぶりはハンパじゃなかった!
「タイタニック」とか「アバター」最近では「君の名は。」なんかもかなりすごい客数でしたが、「ドラゴンへの道」はあんなもんじゃなかった!!

当時映画館は一回入ると何回でも観てOKだったのですが、この「ドラゴンへの道」は一回観たら珍しく場内アナウンスが流れ、なんと異例の入れ替え制になってしまっていたのです。

で、郡山では「ドーベルマンギャング2」という、犬のドーベルマンを使って、銀行強盗をするいうB級映画が同時上映でしたが、この映画も想い出に残る作品でした。(後にパート1とこのパート2共にテレビで放送しましたね)

で、いよいよ上映の「ドラゴンへの道」!!
スクリーンに向けてカメラで撮影している人もいれば、ヌンチャクの時のブルース・リーの怪鳥音にみんな笑ったり、ホントにスゴイ熱狂ぶり!!
それと、映画自体が物凄く短くも感じられましたね。(実際は1時間30分くらい)

ついに映画のラスト、マイクレメディオスの主題歌をバックに小さくなるまで坂をのぼっていくブルース・リーの姿に大感動でした。
郡山ではこの半年後くらいに、「シンドバット7回目の冒険」「シンドバット黄金の航海」との3本立てで、再放映されまいしたが、オレは従兄弟のやっちゃんのお姉さんのあさちゃんにねだってまた連れて行ってもらいました。

当時にファンはオレのように何回も映画館に通って観ているから、昔の映画とは言え、記憶がはっきりとしている。
オレも子供の頃に見たからこそ、はっきりとおぼえているのです。
だから、この時の記憶からも、「ドラゴンへの道」とはこの日本初公開のヴァージョンでなければならないのです!

それに、Xマスプレゼントに親にねだって買ってもらったTAMの「ドラゴンへの道」のサントラLPレコードが、この日本初公開版の短縮版だったので、このレコードを死ぬほど聴いていたせいもあり、日本初公開版に思いいれが出来てしまったのですね。
ちなみに、このLPレコード、音楽だけでなく、映画の音がそのまま入っていたのでした!!

そのほか、8ミリなんかも出たんだけど、高額で映写機も必要だったし、流石に買ってもらえなかったです。


その後は、「最後のブルース・リー」だというのに、何故かテレビ放送は「ドラゴンへの道」が一番先に放送したりして、しかも吹き替えはまだ仕方ないとしても、はじめのインストによるタイトルバックがいきなりマイク・レメディオスの主題歌に差し替えられていたり、他も一部変えられていたりして違和感ありあり・・・

やっと'80年代に入り待ちに待った出たビデオは中国語で、しかも、マイク・レメディオスの主題歌も、例のインスト挿入曲「ビッグガイ」っも流れないというヴァージョンで、当時は本当に見ていてがっかりしました。
続いて出たレーザーディスクは英語版だったけれど、マイク・レメディオス主題歌はないばかりか、何故かブルース・リーの怪鳥音はコロシアムの決闘以外は別の人に差し替え・・・

で、ここからが更に大変で、海外版や新しく再発したものをいくら買っても、初めて観た「ドラゴンへの道」にはたどり着けないのです!!

これがまさか日本で手を加えて作った日本だけのヴァージョンだったなんて当時は知るよしもなかったですし・・・。

しかし、熱心なマニアの方が少ない素材や資料を使って、日本初公開版の復刻版を作ってくれたりして、それでかなりオレたちのストレスは解消されたのでした。
特に、オレも尊敬しているマニア中のマニアであるAKさんの作られたものは本当に素晴らしく、これは今回の「本物」が見つかった今も全く色あせない素晴らしい宝物です、

そして!!

実に42年もの間、オレたちが探し求めていたあの「日本初公開版」が東映の倉庫から発見され、1975年と同じ1月25日にブルーレイとして発売されました!!

オレも既に3回観ましたが、思わず涙ぐんでしまいましたね。
「そうそう、これなんだよ、これこれ!」って。

早くもいろいろな発見がありましたが、オーニングの静止画像だけでもう、お腹いっぱいです!!
更に、あまりの画質のよさに驚愕!!

かなりフイルムの状態がよかったと聞いていましたが、ここまでとは!!
前に、撮影した西本正さんの本を読んだことがありますが、当時としては画期的だったローマで開発されたテクニスコープで撮影されているんですねドラゴンへの道は・・・。
だから、ブルース・リーがはじめてラッシュをローマで見たときは物凄く色が綺麗だったそう。

しかし香港でプリントしたとき、ローマで見たような色にならないので、ブルース・リーが怒って全部焼きなおしさせたくらい素晴らしい色だった・・・。

そんなこだわりのものを公開当時、オレたちは観ていたですね。

そして、今回のブルーレイで、遂にこれが復活しているのです!!
コロシアムの空だけでなく、ノラ・ミヤオが住む部屋とか、とにかく色が明るくて綺麗!!

今まで見えなかったものまで見えてきてしまうという・・・
部屋の壁の絵とか飾り、ブルース・リーの肌の質感や、汗の感じまでとてもナチュラルでいい感じで見れる!
これはいくらリマスターした画質でも敵いません!!

それを証拠に見比べてみると、リマスターの方はちょっと全体的に暗くて観づらいのですよ!!

あとは当時の焼付けの字幕ですかね。
あの味がある下手ウマな文字!!
※残念ながら、ネガフイルム原版のため、字幕だけは当時モノではなくて、'97年リバイバル公開時のものを基に出来るだけ’初公開の時のものに近づけたそう。('97年の予告編も今回発見され収録された)
贅沢とは思うけど、いつか叶うなら字幕入りのポジフイルムも見てみたいものだ・・・。


思い出したのが、レストランでブルース・リーがウエイトレスのおばさんに注文を聞かれ、現行の今までのソフトだったら「タマゴ」って字幕なんですよ。
実際に「エッグ」って言ってるから、本当はそうなんだろうけど、初公開版ではたぶん、中国人だからって理由からかわざと「ギョーザ」って字幕になってるんですよ。
あれ、はじめて見たとき、親しみやすかった思い出あるもん!!
子供の頃、よくマネしたから憶えてるんですよ!「ギョーザ」「ギョーザ」って(笑)

それと、今では例の8ミリの映像も観れるようになって、今回のにも特典として収録されているんだけど、こちらも焼付けの字幕で、オレはてっきり、この8ミリの字幕は初公開版からそのまま引用なんだろうなって思い込んでたんだけど・・・

初公開版ではブルース・リーの役名を「タンルン」って書いてあるのですが、8ミリ版では「タンロン」になっているのですよ!
ってことは、8ミリは8ミリで字幕をまた打ち直したってことになるのか?
それとも、もしかしたらやっぱり8ミリの方がそのまま初公開版のものなのか?

あと、やっぱり同時に発見されたという予告編ですね、
こちらも画質が素晴らしかったのと、やっぱり手書きみたいな字幕!!

ノラ・ミヤオがノラ・ミアオになっていたり、こちらも当時の字体で感激したなあ。
予告編でも「ビッグガイ」が流れていいたり、マイク・レオディオス主題歌は歌に行くまでながさないで、だだどんどん♪だけという・・・

最後の最後にも、ビッグサプライズで、なんと「ドラゴンへの道」カレンダーの告知で終わるという・・・!!
これはびっくりしたなあ。
あのカレンダー、熱心なコレクターの方なんかは持ってるんでしょうか?
パンフの復刻はいいから、今回のにはあのカレンダーの復刻入れて欲しかったり・・・(笑)

たぶん、まだまだまだまだ発見があるんだろうけど、初見ではこのへんで・・・


いや~、いきなりやってきたこの大型サプライズ!!
本当に大感謝ですが、この初公開版が死ぬ前に本来の形で見れただけでもありがたいことです!!

残るは「ドラゴン危機一発」と「死亡の塔」ですが、そういえばオレたちは一体何枚同じ作品のビデオを買い続けることになるのでしょう?
だって「ドラゴンへの道」にしたって、ついこないだドエゴから出たばっかなんですよ(笑)


たぶん、ブルース・リーマニアがトップなんじゃないかなあ、同じ作品のソフトを何枚も買うのって・・・?

いや、それこそオレたちドラゴンへの道は続くのです!!!
ドラゴンの旅が!!


劇中でもタンルンが言うじゃないですか。
「外国の技でも習っておくんだね!」って。

これは「外国や他のヴァージョンのソフト(技)も買っていくんだね」にオレには聞こえてしまいます(笑)

頑張れ!ブルース・リー マニア!!!

タンルンのようにあの坂を登っていきましょう!!

行く先にはナイフ(未発表映像)や銃(別ヴァージョン)が待ち受けているはずです!!!






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