BLUEIII ベイビーブログ
ロックバンドBLUEIII(ブルー・スリー)のBBS兼日記 ※悪意・誹謗中傷目的のコメントは、削除する場合がありますので、ご了承下さい。
アメリカン・スナイパー



巷ではアカデミー受賞作で話題が持ちきりのアメリカだが、昔っから、アカデミー賞を受賞するような作品にロクなものがないと、爽やかに言ってしまおう!!

いや、知ったかぶりの知的人、インテリ面して映画を語るなんて、ホントくだらないというか・・・。
まあ、極端な言い方をすれば、オレは映画は娯楽だと思っているからさ。

訳知りの評論家どもが決める映画賞なんて、まず信じないで映画を楽しんできた。
まあ、それでも今回は初代「バットマン」のマイケル・キートン主演の落ちぶれた元ヒーロー役者のコメディの「バードマン」が獲ったのだから、異色だったと思う。

それでも、あんまり触手は動かないのだが・・・(笑)

そんな訳でクリント・イーストウッド監督の最新作「アメリカン・スナイパー」
アカデミー賞こそ、ひっかかりもしなかったが、アメリカでは3週連続で興行収入トップ・・・と、イーストウッド作品では過去最高の記録らしい。

イラク戦争に4度も(映画内では3度)派遣された、160人(!)も殺したと言われる伝説のスナイパー、クリス・カエルの自叙伝を元にした作品だが、これがなかなかシビアだ。

アメリカでは英雄視されているカエルだが、この事で、アメリカ内ではかなりの論争に発展してしまったらしい。
これが、結果的に興行に結びついたらしいのだが、実際の映画を観ると、何故に論争が巻き起こったのは理解できない内容だ。

きっと、この映画を非難している人たちは映画自体をちゃんと観ていないんじゃないか?

この映画を観ると、イラクに派兵される度に、カエルの精神状態が壊れていき、アメリカに帰っている最中も、ひょんなことで暴力的になったり、異常だ。
そして、戦場では常に敵国のテロリストや兵士に加え、女性や幼い子供までも撃ち殺さなければならない。
そんなカエルの微妙な精神状態をイーストウッド監督は巧みに、リアルに演出しているが、撮影が始まる前はまだカエルは生きていて、当初は別のストーリーになる予定だったそうだ。

ちょうど、イーストウッドに監督が決まった頃に、カエルがなくなったそうで、そこで内容も変更された。


カエルを演じたブラッドリー・クーパーは生前のカエルと容姿までがソックリの熱演ぶりだったが、実際にカエルの親族に会い、イーストウッドと共に、かなりの調査を行ってから、撮影に挑んだらしい・・・。

だからこそ、この映画はまるでドキュメントフイルムのようにリアルだが、映画ラストのカエルが国葬される様子が淡々と映し出される姿は、カエルを英雄視する映画ではなく、本当に戦争はどっちの国にしても悲惨なんだと思い知らされる。

最近、アカデミー賞を獲った「ハートロッカー」やら、ウサマビン・ラディン暗殺を描いた「ゼロダーク・サーティ」などの戦争映画があるが、ここまでテーマがかっちりしているのは「アメリカン・スナイパー」だダントツだろう。

現在、ここ日本でも、例のイスラム国の問題で、今、起こっていることは、遠い異国の国の話ではないんだ!と嫌というほど知らされたと思う。

しかも今回の件で、またアメリカやヨーロッパ諸国が、イスラム国に対して派兵をするらしい・・・。

また第2、第3のカエル・・・いや、実際は行った人全てに何かが起こっているのだろう。

この映画は言葉では多くを語らないのだが、今の現状に対し、明らかにそれを訴えているのだ。

使い古された言葉だが、戦争は悲惨であると。




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