BLUEIII ベイビーブログ
ロックバンドBLUEIII(ブルー・スリー)のBBS兼日記 ※悪意・誹謗中傷目的のコメントは、削除する場合がありますので、ご了承下さい。
高倉健さん逝く
「あなたへ」は偶然見た。

と、言うより本当に最近、「あなたへ」はもとより、「網走番外地」と「昭和残侠伝」も見直したばかりだったんだよ。

オレの友達に何故か!?健さんファンがいて、「あなたへ」を見たいと言ってたからレンタルで借りたの。
その友達は明らかに、「幸福の黄色いハンカチ」とか「鉄道員」とかの’70年代以降のいわゆる渋い健さんしか知らない世代だった。

んで、オレが「ホンモノの健さんを見せてやるよ」と仮してやったのが、「網走番外地」と「昭和残侠伝」だった。

まあ、オレ自身もこれらの作品の世代ではない。
しかし、思い起こせば、かなり昔、オレがまだ東京に住んでいた20代の頃・・・

仕事にあぶれたりすると、よくオレは新宿の職安の帰りに南口の寂れた小さい映画館に行っていた。
そこは二つの映画館が並んでいて、一つはポルノ映画専門、一つが仁侠映画専門で、どちらも3本立てくらいで上映していた。
まだ’80年代中ごろかな。

そこで、「日本の首領」とか「仁義なき戦い」とかが、必ずかかっていてね。
そんな中に健さんの映画も入っていたんだ。

オレが初めて見た健さんの任侠映画は確か、この「網走番外地」と「昭和残侠伝」だったと思う。
オレは既にブルース・リー狂だったんで、「昭和残侠伝」の中に、「ドラゴン怒りの鉄拳」と同じ匂いを強烈に感じた。

本当はめちゃ強いのに、寡黙な主人公が我慢して、我慢して、最後、爆発みたいな・・・

オレはそのとき、「高倉健って、こんなに凄かったんだあ!」と驚いてしまった。
それから、機会があるたびにいろんな映画を観まくったけど、あの頃の任侠映画の健さんが、「幸福の黄色いハンカチ」とか「あなたへ」を演じているから、物凄い重みと凄みを感じるんだよね。

結果、遺作になってしまったけど、「あなたへ」は本当にいい映画で、最後まで健さんは健さんだった!!

本当に高倉健と言う人は、今の基準で言ったら本当に真逆な存在だと言えるだろう。

やれ、イケメンだ!オシャレだ!面白い!とかの男がもてはやされるこの現代において、真の男とはなんだ?と問いたら、今も昔も関係なく、やっぱり高倉健さんみたいじゃないとホンモノの男じゃない!とオレは言いたい。

確かに健さんを語るとき、「昭和」というワードが気になるのは仕方がないかもしれない。
しかし、やっぱりホンモノの男とは昭和も平成も関係ないんじゃないか?と思う。

寡黙な中にある優しさや、厳しさ、強さ・・・
健さんはそんなことを教えてくれたのかも知れない。

偶然か奇跡なのか、こないだ一周忌を終えたオレの父であったが、なんと高倉健さんはオレの父がなくなった日と同じ11月10日に、天に召された。
オレの父も健さんみたいな多くを語らず、背中で語る男だったよ。

健さんも、オレの父親も安らかにお眠りください。



合掌




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