
日曜日にチャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」を見た。たまたま中古で安かったんで買ったんだけど、やっぱブロンソン、渋いね!内容は妻子と幸せに暮らしていた開発技師のポール・カージーが、ある日妻子がチンピラグループに襲われ、娘はレイプされ、妻は殺されてしまう。警察に犯人逮捕を頼むものの、この頃のニューヨークは今と違い物凄い酷い治安状況で、犯罪は日常茶飯事!とても相手にしてくれない。そこでポールは自ら自警団となり、闇の現代必殺仕置き人となって夜の街を徘徊する・・・。何がスゴイかってこの当時のあまりの治安の悪さね。現在でも悪いところはあるが、ホントにこの頃のニューヨークって、夜に外を歩くだけでも恐かった!この「狼よさらば」はシリーズ化され、一部マニアにはかなりの人気があったが、日本では何故か作品ごとにタイトルが違ったので、イーストウッドの「ダーティーハリー」シリーズのように爆発的なヒットには至らなかった。原題が「Death WiSh」と、呼びづらいし、邦題が付けられたのだろう。しっかし、一作めの「狼よさらば」はともかく、パート2の「ロサンゼルス」って一体!?配給会社、手を抜きすぎじゃない!?まあ、そのパート2の「ロサンゼルス」の方も、ニューヨークじゃなくて今度はロサンゼルスに転勤したカージーが、ついに娘まで街のチンピラに殺され・・・って、パート1と全く同じストーリーが展開される。このヒネリのなさも、ヒットにつながらなかった要因と考えられるが、パート2は殺しかたがまたえげつない!最後の悪者なんて、電気ショックだし(笑)!それはそうと、このシリーズ、音楽を担当する人が面白い!パート1はなんと「ロックイット」でお馴染みっつうかジャズの巨匠、ハービー・ハンコックだし、(彼の代表曲「ロックイット」はヒップホップの元祖だって知ってた?今、さんま御殿でも流れてるよ)パート2はあのジミー・ペイジが担当している。ペイジは、ツェッペリン解散後の初仕事なだけに、かなり期待されたが、フタを空けたら単なる映画のわけわからんサントラだったんで全世界のツェッペリンファンを奈落の底に突き落としたという・・・。ただし、映画を観ながら改めて聴いてみると中々雰囲気にあっているし、レコードもツェッペリン抜きに考えるとよく出来ている。エンディングテーマなんてかなりカッコイイぞ!俺はオープニングテーマのシングルも持ってるけどこれはCD化もされていないインスト版でかなり貴重!そしてパート1の方は、かなり「ダーティーハリー」を意識したようなラロ・シフリンっぽいジャズフレイヴァーが映画全編に流れ、かなり雰囲気を盛り上げている。70年代は映画音楽もジャズやクラシックがまだ主流だったんだね。

