BLUEIII ベイビーブログ
ロックバンドBLUEIII(ブルー・スリー)のBBS兼日記 ※悪意・誹謗中傷目的のコメントは、削除する場合がありますので、ご了承下さい。
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残暑ドラゴン大会 語れ!ブルース・リー④「ドラゴンへの道」




いよいよ来ましたね~「ドラゴンへの道」!!

この映画の公開は’75年の一月で、前の年’74年に「ドラゴン危機一発」と「ドラゴン怒りの鉄拳」が立て続けに公開されていたので、物凄く待った記憶がある。

ちなみに「怒りの鉄拳」が’74年の7/21の公開だから、今から考えると僅か半年なんだけどすごく長く感じた。
それほど当時のファンはブルース・リーに飢えていたんだろうね(笑)

それと同時にこの「ドラゴンへの道」の公開は第一回めの香港カラテ映画ブームの終焉とも言える。
この作品公開後に公開されたのは「スカイハイ」とか「実録ブルース・リーの死」「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」「空飛ぶ十字剣」くらいしかない。

しかもあと残されたブルース・リー映画といえば未完成の「死亡遊戯」しかなく、日本初公開のタイトルどおり、まさに「最後のブルース・リー ドラゴンへの道」と言うのがそれほど間違ってもいなかったと思う。

で、やはり最後なだけに当時の「ドラゴンへの道」公開に対する盛り上がりは凄まじく、とってつけたように配給権を会得した東映が予告編的映画「ありし日のブルース・リー」を公開したりテレビではニュース番組でも「ドラゴンへの道」のハイライトシーンつきで発表したりと大騒ぎだった。(当時、ワイドスクリーンの映画のシーンをテレビでやるとブルース・リーの顔がめっさ面長になっちゃって笑えた)

あと、公開の前から発売された「ドラゴンへの道」のシングルレコードね!!
「怒りの鉄拳」同様、マイク・レメディオスが歌うテーマ曲(怪鳥音がめちゃいんちき臭かったが・・・実際偽者だった)とB面のシンセをメイン楽器にしたインストの「ビッグガイ」がめっちゃカッコよくて、公開前から胸が躍ったもんだった!!


オレは地元郡山の映画館「洋画パレス」で公開から1週間は過ぎた頃、朝の8時から映画館に列んだが、映画館の周りを2週(!)もの長蛇の列!!

あんなことは生まれてこのかたあの日だけですよ!!

やっと会場に入ったけど、当時のオレはまだ8歳でしょ?
ブルース・リー映画に来るのはほとんど高校生から成人ばかりだったから、映画館のおばさんがオレを見てかわいいと思ったのか、映画のチラシをたくさんくれたんだよね(笑)

そうそう、一部では小学生でもブルース・リーファンはいたけど、当時、リアルタイムで映画館で観た人は学校にはほとんどいなかったね。
みんなウルトラマンとかアニメとかに熱中していて映画館で字幕つきの映画を観るって行為は中学に入ってからだね。

たまたまオレん家は親とか従兄弟が映画好きでよく映画館に連れて行ってくれていたんだ。

さて話戻しますと・・・

同時上映は「ドーベルマンギャング2」
ドーベルマンを使って銀行強盗を働くと言った犯罪映画だが、意外と子供ながらに楽しめた(笑)

数年後、やっとパート1も見れたけど、ある地方のブルース・リーマニアの方に伺うと、「ドラゴン危機一発」公開時に「ドーベルマンギャング」の1が同時上映だったらしい・・・。
ブルース・リーとドーベルマンシリーズって相性いいのかな?(笑)

初めに「ドーベルマンギャング2」が始まっていよいよ「ドラゴンへの道」!!


公開前に買ったあの!マイク・レメディオスのテーマ曲が流れ、そのままインストのタイトルバック!!
龍を形どったぱらぱらマンガちっくなアニメのオープニングがカッコよすぎて爆死!!

で、いきなり空港でのブルース・リーの顔のどアップ!!
「カッコいい~っ!!!!」

おや、大人になって冷静な目で見ればブルース・リー監督の演出よろしく香港の田舎モノって感じなんだろうけど、もうブルース・リーが出てきただけでめっさ上がったんだよ!!

その後、いよいよギャングと戦うシーンになると、オレが座った前の2人の若者がカメラを取り出してスクリーンに向けて写真を撮ってる(笑)!!


こんな光景も後にも先にもあのときだけだ!!

で、実際の上映時間も1時間半くらいなんだけど、体感時間は更に早く、ブルース・リーの全作品中、一番短く感じられたかな。

で、「ドラゴンへの道」!!

「燃えよドラゴン」同様に一番好きな映画に挙げる人が多い。

ここでのブルース・リー演じるタンロンは本当に田舎モノで・・・しかし一度闘い出すと常人を超えた超人に変身してしまう!!

しかも、他のどの映画よりも親しみやすいキャラクターで、ホント、すっとぼけてて面白い!!
この映画はジャッキー以上にコミカルなブルース・リーが楽しめるが、もともとリーの父が京劇役者でコメディアンだったから、しっかりDNA引き継いでいたんですね(笑)

そんな前半、ドジで間抜けなタンロンが後半は絶対的カッコいいヒーローになるんだから、本場香港で「燃えよドラゴン」より受けたのもうなずける!!

それもそのはずでこの映画は監督、脚本、武術指導に主演・・・一部に音楽とまさにワンマン映画!!
そかも、自分の映画会社「コンコルドピクチャーズ」の第1弾映画でもある!!

ここで、ブルース・リーはアメリカで学んだハリウッド式映画技法と「怒りの鉄拳」までの香港流アクション映画術・・・それから幼い頃から香港映画界で肌で感じた映画術をブルース・リーなりに融合!!

見事な娯楽アクション作品を作り上げた。


とは言え、こんな傑作を作り上げたブルースだったけど、公開当時の評論家たちの監督としての評価は乏しくなかった。
まあ、確かに雑なところもあるし、プロから見てNGなところもあったと思うけど、この映画はそれまでの香港の興行成績を塗り替えるほどの興行成績だったのだから、なんともいえない。


で、リンダ夫人ら遺族もこの映画が好きって人が大勢いる「ドラゴンへの道」だけど、この映画のブルース・リーが一番、素のままのブルース・リーに近いそう・・・。


逆に「燃えよドラゴン」のブルース・リーは監督のボブ・クローズがブルースを世界的に見てもジェントルでクールなハリウッドスターに見えるようにと、それまで映画でやっていた鼻をこするすぐさとかをやめさせ、スーツを着せたり、ファッション面でもバラエティー豊かにしてし、クローズ色強いキャラクターにしている。

’78年クローズ監督版「死亡遊戯」もホント、「燃えよドラゴン」のキャラクターをそのまま引き継いじゃっているが、「GOD」や「死亡的遊戯」見ると、ブルース・リーが演出したシーンは実は「ドラゴンへの道」に近いとぼけたキャラクターだったことがわかる!!

で、「ドラゴンへの道」!!
当時としては画期的だったローマロケまで敢行!!
ヒロインは「怒りの鉄拳」からノラ・ミヤオが続投!!
なにせ、前の監督のロー・ウェイがノラ・ミヤオを次の映画でも使いたがっていたのに、無理やり抜擢!!

それにアメリカ時代の武術界の本物の空手チャンピオン、チャック・ノリスやボブ・ウォールまで連れてくるほどの気合の入れよう!!

もう一人、あまり出番なかった日本人空手家役は、当時香港で天狗になりいい気になっていた韓国ハプキドーの達人、ウォン・イン・シックを起用し、見せしめよろしく劇中、一切の見せ場与えずぼこぼこにしたりとリー監督のまさに独壇場!!

仲間役も「危機一発」では悪い人だったトニー・リュウが「怒りの鉄拳」に続き皆勤賞!!

それに親友のユニコーンまで出させるわ、当時のブルース・リーの家の世話人だったウ・ガンさんまで出させてバラエティー豊か!!
本当はこの面子で「死亡遊戯」も完成させる予定だったのが悔やまれるくらい素晴らしいキャスティングだ!!

で、やっぱりこの映画の見所はアクションですが、前作「怒りの鉄拳」で披露したヌンチャクが今作では更に進化してダブルに!!
手製のダーツ・・・投げ矢も「グリーンホーネット」以来!!

そしてやっぱりラストのコロシアムでのチャック・ノリスとの対決はブルース・リー映画史上で最上級なできばえ!!

なにしろ、本物の格闘家同士が映画とは言え、お互いの技を出しつくして闘うんだから(しかもほとんど1カットで!!)今観ても全く色あせない!!

ちなみにトリビアとしてはこの映画も前作、前前作同様、ブルース・リーの声は怪鳥音以外は吹き替えとされているが、マニア的に前作、「怒りの鉄拳」のペトロフの声はブルース・リーだとされている。

しかし、よく聞いてみるとこの映画のボス(ジョン・ベン)の声もブルース・リーらしい(!?)のだ!!
マニアのみなさん、一度、聞いてみてください。


そんなわけで「ドラゴンへの道」!!

やっぱり今日も語りたいことの100分の1も語れなかったです(笑)


まあ、未見の方は今すぐレンタルに走ってください!!(100円で1週間借りれる時代です!!)

昔、ファンだった方はいますぐブルーレイを買いましょう!!!(やっと初公開ヴァージョンが見れるようになりました)

てか、見ない人・・・


死んでください(笑)!!!



やっぱりブルース・リーは最高です!!










コメント
毎回素晴らしい考察ありがとうございます
ベイビーさんこんばんわ。
ライブ活動の傍ら、功夫映画に関する考察には、関心するばかりで、ちょっとした評論家に「お前らベイビーさんのブログ読んで勉強しなさい」と指南したくなります。
各功夫映画の考察にコメント出来ずすみません。
先生に対する思いを熱く表現している方に一ファンとして頭の下がる思いです。
昨年、先生の各作品のエクストリーム・エディションが発売され、これを見るためにブルーレイ機をなけなしの小遣いを叩いて購入しました。
この「ドラゴンへの道」も日本公開復刻音声があり、また、田端さんのご厚意で8ミリ映像も入れられるなど至れり尽くせりですね~
しかし、今日も酒の肴ではありませんが、飲酒しながら「ブルース・リー死亡遊戯」日本公開版をみました。
もう最高ですね。
このブログの中で「スクリーンを写真撮影した」とありましたが、まさしく、当時中学2年生の幼気なおじさんになった小生が、カセットに録音しつつスクリーンを撮影していました。
さて、ベイビーさんは、特段死亡遊戯に対する思いがあると思いますので、死亡遊戯の素晴らしい考察を期待してます。
[2013/08/23 21:21] URL | T-MPD #- [ 編集 ]


T-MPDさん

いや~、恐縮ですよ!!
私の文章なんて、ただの感想文ですから(笑)

本当に昨年リリースされた日本初公開版音声入りのブルーレイは燃えましたね~!!
しかも「死亡遊戯」「怒りの鉄拳」は当時のフイルムまで入ってましたからびっくりしました~
「ドラゴンへの道」と「危機一発」もそのうち見つかるとよいですが、ホント、「ドラゴンへの道」の8ミリは当時の初公開版をそのまま短縮してますから嬉しかったです!!

「死亡遊戯」、私なりの感想文をまたあげましたのでよろしくお願いいたします!!
[2013/08/24 10:50] URL | ベイビー佐々木 #HfMzn2gY [ 編集 ]


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