BLUEIII ベイビーブログ
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残暑ドラゴン大会 語れ!ブルース・リー③「ドラゴン怒りの鉄拳」





さて今更ながらブルース・リーを語る三日め!!

いや、没後40周年の今、語らなくていつ語る??


で、この「ドラゴン怒りの鉄拳」が公開された頃が日本の香港カラテ映画ブームもピークだったと思う。
この頃、街でずら~っと並んだ映画の看板を見渡すと、ブルース・リーほか、ほとんどクンフー映画の看板だった事を思い出す。

そんな中でも「ドラゴン怒りの鉄拳」は別格だった!
なんせブームの火付け役であったブルース・リーが主演の映画の3本めが公開とあっては、ジミー・ウォングに別の意味で度肝を抜かれた人や、ブルース・リャンに浮気した人、チャーリー・チャンにがっかり人などが「やっぱりブルース・リーは違う!!」
そう再確認できたのが「ドラゴン怒りの鉄拳」だった!!
(いきなりポスターのデザインも一気に5つくらいに増えた。今日の画像はそのうちの代表的3タイプ)


ただ、初めてこの映画を観た時には、「ドラゴン怒りの鉄拳」って時代劇じゃないですか?
それも、大昔っていうより一応、自動車も通ってるみたいだし、着物の人もいれば背広の人もいるから日本だったら明治とか大正時代くらいか?と思って・・・。

それまでの2本「燃えよドラゴン」も「ドラゴン危機一発」も現代劇だから(「危機一発」も実際は時代設定よくわからんが・・・)「ドラゴン怒りの鉄拳」の時代劇設定に物凄い違和感を感じた!!

しかもブルース・リーが敵にするのは我々日本人だし!!

この映画観て「昔の日本人ってこんなに悪かったのか?」とがっかりしたと同時にそんなことよりやっぱり圧倒的に強すぎるブルース・リーの存在感に圧倒されっぱなしだったかな。

それにオープニングのマイク・レメディオスが歌うテーマ曲はめっさカッコよかったけど、全編に渡って響くカブキのたったったたたたたたた・・・・ってのも子供心になんかダサい感じがして微妙に感じましたね。

あと、この映画と「燃えよドラゴン」に限って言えば、ブルース・リーがめっちゃくちゃカッコいい反面、あまりブルース・リー演じる主人公に感情移入できなかったと言うか・・・。

「ドラゴン危機一発」や「ドラゴンへの道」はブルース・リーが仲良くなった一緒に働いていた友達や仲間がいて、観客も仲間たちとブルース・リーにすんなり感情移入できたんですよ。

だから、そのブルース・リーが仲良くしてた楽しい仲間たちが悪いヤツらに皆殺しになったとあらば、ブルースより先に観てたオレたちが怒りまくっちゃって「あいつら全員ぶっ殺してえ!!」となったわけです。

ところが「燃えよドラゴン」では一応は殺された妹の(姉説もあり)アンジェラ・マオの敵討ちという体裁にはなってはいるし、実際にアンジェラが死ぬに至った屈辱的な描写も出てくるには出てくるんだけど、この妹とリーが仲がよかったり一緒に遊んだりしていたシーンとかないでしょ?

「怒りの鉄拳」もまたしかりで、リー演じるチェンが帰ってきたら既に師匠が亡くなっていて、この師匠がどんだけスゴイ人だかも解からない。
最後は先に殺された師匠と同じく、チェンの仲間も皆殺しにはなっちゃうんだけど、師匠との修行のシーンとか仲間との楽しかった日々とかの回想シーンすらないから、仲間にも師匠にも何の感情も持たない観客は何でそんなにチェンが怒っているのかよくわからないまま話が進んでいくんですよ。

まあ、そんな人間くさい描写がないからこそ、この2作品だけは完全無欠な絶対的ヒーローとしてのブルース・リーが観れるんだけど・・・。

まあ、これは未だに賛否が分かれる評価ですね・・・。

で、この「ドラゴン怒りの鉄拳」
そんな無駄な描写やめんどくさいストーリーを一切排除し、ひたすら、まるでブルース・リーのプロモーションビデオのような感じで映画は勝手に進む進む!!


初めての怪鳥音、初めてのヌンチャクで「ブルース・リー」を確立した記念碑的映画でもある!!

ファッション一つとっても、「危機一発」でもちょくちょく着ていたとは言え、ようやく紺色のクンフースーツスタイルに身を包む!!
もちろん、闘うときはこの紺色のクンフーズボンに上半身裸だ!!(ついでにクンフーシューズ完全着用!)

これぞブルース・リースタイル!!!

それに「危機一発」ではロケ地がタイだったんだけど、この作品はほとんどがゴールデンハーベストのスタジオ撮影とはいえ完全な香港映画!!

そんなブルース・リーが一切のピンチなしで悪いヤツらをしばいてしばいてしばきまくるんだから痛快痛快!!

このニヒルでカッコよすぎるブルース・リーは「燃えよドラゴン」のプロトタイプとも言えるし、白人の凄腕用心棒(ボブ・ベイカー)とラスボス前に闘うのは「ドラゴンへの道」へのヒントになった。

あ、へんてこなパーカッションを闘う時に使うのもぼよ~んこそないけど、「ドラゴンへの道」に引き継がれてますね~。

それに「ドラゴン危機一発」同様にやっぱりこの映画でもブルース・リーにいろんな事をやらせてますね!!
まあ、アクション的試みはブルース・リーにお任せとして、老人や電話修理の兄ちゃんとかに変装させたのは、鬼気迫る復讐劇だけに緊張感あるこの映画の一時の清涼飲料水のやすらぎを与えている。


一般的にコミックのジャッキー、シリアスなブルースと言われているけど、コミカルな面でも先駆者だったのですよブルース・リーは!!!

ブルース・リー亡き後の香港クンフー映画の衰退はシリアスとかコミックとかそんな些細な事ではなく、純粋に輝くようなスターがいなかったからですよ!!!

それと、監督のロー・ウェイはスゴイ名監督であるとオレも思うけど、ジャッキー主演の「怒りの鉄拳」の続編「レッドドラゴン」を観てもわかるように、一人だけでは限界があったと思う。

「怒りの鉄拳」とは雲泥の差の出来に愕然としたもん。
人気作の「怒りの鉄拳」の続編なのに何故に日本公開されなかったのかも理解できる!!


子役から香港映画の主役を張り、(映画人とのキャリアは歳こそ若いけど、監督のロー・ウェイよりブルースが上だった)アメリカでハリウッドの空気を吸ってきたブルース・リーがあれこれ文句言って監督とぶつかりあったからこその名作「ドラゴン怒りの鉄拳」なのですよ!!

ラストの飛び蹴りのシーンでも相当監督と揉めたみたいだけど、揉めたおかげであのような劇的エンディングになったのは言うまでもない!!
(「明日に向かって撃て」「俺たちに明日はない」「ワイルドバンチ」匹敵する壮絶ラスト!!)


それに前作「危機一発」以上に可憐なヒロイン、ノラ・ミヤオの美しさ!!
これ、ロー・ウェイ監督の功績大(笑)

あ。マリア・イーもちょろっと出てた(笑)


で、アクション的にはやっぱりヌンチャク初登場のイメージが強すぎるけど、まだ「燃えよドラゴン」みたな複雑な廻しかたじゃなかったのと、この「怒りの鉄拳」でのタスキかけるみたいな廻しかたがドラゴンボンクラのヌンチャクの基本になりましたね~。

それとラスボスの鈴木とのヌンチャク対日本刀も今、考えるとスゴイ組み合わせだ!!

ちなみにラスボスの鈴木館長がまさか大魔人に入ってた日本人の橋本力さんだったのも、びっくりだし、その用心棒の勝新太郎似の人もまさかの勝新太郎のダブルやってた勝村さんだったんだから更にびっくり!!

公開当時、まさか日本人であの映画に出ている人がいるなんて考えもしなかった!!


てな訳でこれまたまだまだ語りつくせない名作「ドラゴン怒りの鉄拳」!!

これも本当に忘れられない絶対的なブルース・リー神映画の一本であります!!

観てない人は・・・・!?


死んでくれ(笑)!!!







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