
ロックジェットって雑誌を知ってるかい?訳知りなミュージシャンが、その号の特集するアーティストを語り尽くす雑誌なんだけど、今回はまたレッド・ツェッペリン。しかも“アキレス最後の戦い”あープレゼンス特集かあ!と、喜び勇んで買って帰ったが、中身がかなりがっかりの内容だったなあ。だって語ってる人たち何も分かってないんだもの。いや、俺自身が分かってないのかも知れないけど、やっぱり音楽っていくら活字にして講釈語ったところで何もイメージできないっつうか“音”が、聞こえてこないよ。かなりメタル好きで通っている俺であるが、こと“ロック全般”に関しては実はツェッペリンとストーンズが1番好きだったりする。ツェッペリンはとくに、あのブルース・リーと同じくらい好きであるからして、ブルース・リーの映画に順位が付けられないと同じく、ツェッペリン作品にも順位が付けられない“真の”ファンだ!(笑)だから初期しかダメとか「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」最低なんて言う人は信じらんない。俺からしたら、二枚組の「フィジカル・グラフティー」の延長くらいなもんだ!んで、「プレゼンス」!あえて順位をつけるならタブーと知りつつもこれが、1番好きかもしれない・・・、そんなアルバムだ!ただし初めて聴いたときは、中学二年生!さっぱり意味が分からず、B面にひっくり返す頃は寝てしまった。つうかこのアルバムが1番難しかったなあ。一曲めの「アキレス〜」にしたってなんでこんなに曲が長いのか分からんし、派手な速弾きギターソロがある訳でもないし、疾走する早い曲もない。ところが何回も何回も聞くうちに曲の構成とかも分かってくるし、ただ早いとか遅いとかを越えた“グルーヴ感”がホントに気持ちいいのだ!で、1979年に「プレゼンス」や「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」のアルバムの曲を含むライブをネブワースで二日にかけて行った。この頃のツェッペリンはしばらくぶりのライブだったそうで、まさに復活を賭けたものだったそうだが、ここで見られる姿は映画「永遠の詩」で見られる派手さはなく来るべき80年代をさきどりしたかのメンバーのビジュアルにまず驚かされる。ジミーはあのドラゴンスーツも着ていないし、チノパンにO|O|で買ったようなお洒落なシャツ!つうかロバートもほかのメンバーも!しかし演奏は危機迫るものがあり、とくに「プレゼンス」からのナンバーはやばかった。最近、ロバートがこのネブワース公演についてネガティブな意見を言っているが、バンドの内部事情は多分この頃、酷かったんだろう。しかしそんな事は知らない俺たちファンは熱狂したよ。酷い画質のブートで死ぬ程見たし、今は例のDVDもあるからね。しかし、今の若いロックファンが、このDVDなり「プレゼンス」のCD聴いた時、どう思うんだろう?“つまんない”って飛ばすのかなあ?まあ、それよりCD以前にネット配信で手軽に音楽を楽しんでるのかなあ?ああ、こんな事を言っちゃ失礼だが、俺、本当にいい時代に生まれたなあと思うよ。この現代では“いい音楽”をたくさん見逃し・・・つうか聞き逃してたと思うから。

