
かなり遅い話題だけど、みんな「マルチュク青春通り」は見た?ヌルイ題名と、主役が韓流スターのクオン・サンウって事で、ゆる〜い“僕の彼女を紹介して世界で叫ぶ”みたいな映画を想像すると大間違い!‘70年代、第1次ブルース・リーブームを体験した、三十代後半から四十代または五十代のオッサンたちには、堪らない映画だ!舞台はもち‘70年代!場所は韓国だが、あの頃の日本と、ほぼ同じ光景が展開していく。なんと言っても、いきなりブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」を、主役のクオンサンウが見ているシーンから始まるのがスゴイ!んで、クオンサンウが通う学校が、ホント、まるで俺の昔話をそのまま映画にしたような映像で、みんな休み時間になると、ブルース・リーごっこするんだよ。いやあリアルだなあ。つうか韓国でも、日本と同じ事が起こってたなんて、改めてブルースの偉大さを感じる。まあ、日本は軍団主義じゃないんで、この映画みたいに、生徒が兵隊さんに体罰受ける事ないけど。同じ趣向の映画に、黒人を主役にした「ラスト・ドラゴン」ってのがあったけど、あちらは‘80年代。しかし、この二本の映画、今改めて見直すと、ストーリーがほぼ同じな事に気づく(笑)。どちらも、喧嘩と恋とブルース・リーだ。で、劇中、失恋し、友達にも裏切られた主人公が、何故か、その怒りとみなぎる若さのエネルギーを、学校のツッパリ番長にぶつけるのだ。もともと主人公の家では、お父さんがテコンドーの先生をしている事もあり、それなりには強いのだが、笑っちゃうことに、誰もが一度はやった、ジークンドーの“教則本だけでの”自宅練習!もう、怪鳥音(あちょー)を叫びながら、ブルースに成り切るその様は、バカとしか言いようがないが、俺たち第一次ブルース・リーブームに、おんなじ事してた輩には、涙のシーンだろう。でクライマックスは、屋上での果たし合いだが、これも‘70年代の校内暴力ブーム(笑)を経験した事ある人には、堪らないだろう。ホント、この頃の男のアイドルは、ブルース・リーと矢沢永吉だけだった!まあ、ノスタルジーに浸りたいオッサンも、学校や会社でいじめにあってる人も、もちろんブルース・リーファンには、ぜひ見てもらいたい映画だ!この映画のクオンサンウ!カッコイイです!韓流映画追っ掛けのオバサンには、まるで理解出来ない映画だろうけど(笑)。

