
ドラマが、ないんで、映画日和だな。つう訳で、今日はブルース・リーのアメリカ時代の脇役出演映画「かわいい女」を見てます。つうか、ブルース・リーが、出てるとこだけ(笑)ついでに言わしてもらうと、おいらは全編通してこの映画、見たことない。だってこの役さあ、あんまりなんだよ。話自体は、まあ、ハードボイルドの探偵モノなんだけど、ブルースの役は、名探偵フィリップマーロウの事務所に嫌がらせをしに来る悪党の役なんだ。で、マーロウ探偵の事務所をクンフーを使って粉々に破壊する。んで、次の出番ではビルの屋上で、マーロウ探偵を脅かすんだけど、マーロウ探偵の挑発に乗りマーロウ探偵に得意の跳び蹴りをかますが、かわされてビルから転落死と言う、身も蓋も無いモノ(笑)まあ、その後の香港時代の出世作主演映画「ドラゴンへの道」に出てくるような蹴りだけで、部屋の蛍光灯を割ったり、まるで、この「かわいい女」の屈辱を晴らすかのようなハリウッド堂々主演映画「燃えよドラゴン」のハイライトで見せた鏡割りならぬ、窓ガラス割りも披露し、か
なり貴重な映像なことは確か。しかし、日本初公開作品である「燃えよドラゴン」で、フアンになった人たちには肩透かしだったと思う。テレビシリーズ「グリーンホーネット」も同様・・・。とにかく、アメリカ、ハリウッドでの、“アジア人”に対しての風当たりは悪かったと思う。今でこそ、黒人のウィルスミスとか、中国人のジェットリーが、ハリウッド映画で、主役を張るのは当たり前だが、これも、ブルース・リーが、あのまんま脇役の座に甘んじず、あくまで主役にこだわったのが、功を成したと言えるんじゃないかな?で、アメリカ時代のブルースは“武道家”としては認められたのだが、“映画スター”としてのキャリアは脇役止まりだった。そのブルースが、不遇のアメリカ時代に友達からボランティアみたいに出させてもらった役が、この「かわいい女」のウィンスローウォンと言う殺し屋だ。「グリーンホーネット」もそうだが、まだ、アクションも洗練されていないし、実際にジークンドーをやっている専門家ならその“実戦的凄さ”が、分かるんだろうけど、娯楽映画
としてのアクションとして見るとその後の彼の一連の主演映画に比べるとかなり地味である。どうやったいきなり、あの傑作「ドラゴン危機一発」になったんだろう?まあ、発言権が、かなりあったのかとも思うし、カメラアングルなどの重要性をも、ブルースはわかっていたんだろうな。に、してもこの「かわいい女」、ビデオももちろん廃版!本物のブルース・リーファンなら、絶対、探す価値あり!アメリカ時代のまだまだ洗練されきっていないブルースもぜひ見て欲しい。そして、これ見たあと、「燃えよドラゴン」も続けて見て欲しい。たった32年のブルース・リーの生涯で、彼が、伝えたかった全てが、詰まっていると思う・・・と、言うのは言い過ぎか(笑)

