
お盆休みだねえ!とは言っても、その大半が、引越しの後片付けと、次のライブの準備に終われそうだなあ。さて、今日は昨日の話のつづきだが、今の若いバンドって、ホントにジャミングが、無くなったなあと感じる。毎回、CD通り、またはライブ用のアレンジのまんまだから、まあ、安定しているし安心して見ていられるのだが、これと言った“演奏的な”サプライズが、無くなった。まあ、パフォーマンスや、MCなんかは派手になったし、全裸になったりも当たり前な感じだが、こと演奏となるとみんな無難な演奏だ。これは別に変わった曲をやったりするサプライズではなく、ジャム、インプロビゼーションによって、ステージ上で行われる、クリエイティブなもので、とくにジャズや、ブルースをルーツに持つバンドにはこれがある。うちらもこれを目指しているのであるが、個々のテクニック、またはアイデア不足の為か、(笑)なかなかレッドツェッペリンのような演奏にはならない(当たり前!)しかし、演奏以上のバンドグルーヴと言うものが、ブルースリーには確実に存在していて、これが、あるからこそ、うちらより上手い演奏をするバンドよりもいいライブを行う事もあるのだ!しかも、曲順こそ決めておくが、あとはジャムにお任せ!その日のライブが、お客さんはおろか自分たちですら一体どうなってしまうのかが、分からないのだ!ただただ最高な結果が、待っていると信じて、そこへ向け3人が、全力で、突っ走ってく。それにおいらたちホントに普通のバンドより付き合いが、長いからね。おいらと勝利くんが、知り合ってもう、20年!おいらとギズも、10年と、ホント、親友っつうより家族だな。そりゃ、ジャミングすりゃ、息もピッタリな訳だよ。しかしそんなおいらたちも“このまんま楽しくやってりゃいいや〜”なんて考えたことは一度もなくつねに上しか目指していない。その“上”とは、決して有名になる、とかじゃなくて、自らのサウンドに磨きをかけること。そして、人間的にもこのブルースリーというバンドを通じ、磨きをかけていきたいのさ。そう、うちらブルースリーとともに成長していったと言うか・・・(笑)おいらたちは今、人生と言う名のジャミングをし、楽しんで学んでいるのかもしれない。今日の一枚は、ビデオ「ディープパープル/ライジズオーバージャパン」より、トミーボーリンの勇姿!コレ、悪名高き、駄作、「ディープパープルラストコンサートインジャパン」の映像版だが、この武道館公演の前のライブの時のジャカルタかどっかで、悪い(笑)ヘロイン注射を腕に打ち過ぎたボーリンのプレイはジョニーサンダース以上にヘロヘロ!いつもは、華麗なジャミングをキメるボーリンなのに、日本では、“下手くそなギタリスト”の烙印を押されるはめに!まあ、日本で、神様のように崇められたリッチーブラックモアの後釜と言うプレッシャーもあったろうに。しかし何故か、おいらはこの最低なプレイのトミーも、ものすごく好き!だって、パンクが、台頭する2年も前にこんなグランジな演奏をしてたんだからスゴイよ。エフェクターの使いかたもカートコバーンみたいだし、スケールアウトしても構わず弾きつづける姿勢も素晴らしい!しかも、映像で見るトミーボーリンのアクションのカッコイイこと!ギターをぶんまわしながら、あの「スモークオンザウオーター」を弾く姿なんて感動もん。ただ、惜しいのは、本当に絶頂期のトミーの映像が、公式に残されていないこと。つーか唯一の公式映像が、この最悪の「ライジズオーバージャパン」のみと言うのもその後のトミーの評価を下げる結果となってしまっている。ソングライター、ギタリストとしても超一流だが、トミーほどの偉大なジャミングアーティストもいなかった。おいらもそんなトミーの意志を継いで彼の行った偉大さを後世に広めていきたいと思う。

