BLUEIII ベイビーブログ
ロックバンドBLUEIII(ブルー・スリー)のBBS兼日記 ※悪意・誹謗中傷目的のコメントは、削除する場合がありますので、ご了承下さい。
ドラゴンへの道 日本初公開版 ついに42年ぶりの再会!!!
まさに2017年、最大のニュースと言っていいほどの大事件である!!

ブルース・リー第1世代、そう、'70年代のドラゴンブーム直撃世代にはたまらない出来事がありました!!
そう、あのブルース・リーの「ドラゴンへの道」日本初公開版が42年の歳月を経て発見され、しかもソフト化されたのです。

第1世代以外の人や、普通の人たちにとっては一体なんのことやら?と思うかもしれません。
だって、「ドラゴンへの道」は今まで何度もソフト化しているし、レンタル屋にだってあるじゃないか!と思うから。

じゃあ、なにが違うかと言ったら、日本の映画館で初めてこの作品が公開されたとき、日本の映画会社がそのままの香港から入ってきたヴァージョンでは今ひとつカッコよくないと判断し、いろいろと手を加えた日本独自のものに作り変えたのでした。

そう、ハリウッド映画である「燃えよドラゴン」が'73年にはじめて日本で公開されてから空前のブルース・リーブームが巻き起こる訳ですが、ブルース・リーは既にこの世にいなかった。

つまり、ブルース・リーの純粋な新作映画はもう観られなくなっていまっていたのです。
そこで仕方なく、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の前に作られた映画に目をつけた日本の映画会社でしたが、ハリウッドで作られた「燃えよドラゴン」はやはり別格として、それ以外の作品は純粋な香港映画。
音楽もしょぼいし、なにより言語が中国語であった為、中国語に馴染んでいなかった日本人にはまだ免疫ができていなかったのですね。

それで、改めて日本向けの主題歌を作ったり、挿入曲も入れたり、わざわざ中国語のヴァージョンではなく、香港の声優さんだかが吹き替えをした発音の下手くそな英語版を輸入したりして、完全な日本だけのものとして公開したわけです!!

「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」「死亡の塔」それに、数あるジャッキー・チェンの主演作も同じような感じで日本版が作られました。

運良く、「ドラゴン怒りの鉄拳」と「死亡遊戯」はこの日本初公開のフイルムが発見されましたが、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン危機一発」『死亡の塔」は発見されていなかった。

特に「ドラゴンへの道」は音声ばかりか、マイク・レメディオスが熱唱する日本版の主題歌を聴かせるために、わざわざオープニングに龍のイラストを施したイラストの静止画を使ったものを追加するなど、手が込んでいたのです。

そう、「死亡遊戯」は’78年に完成こそしたものの、死後にブルース・リーの手を離れて作ったもの。
この「ドラゴンへの道」は生前にブルース・リーが作った作品としては当時、最後の作品だったのです。

そんな事情もあってサブタイトルには「最後のブルース・リー」とつけられ、これでブルース・リーの映画は終わりなんだと、当時のファンにとっては本当に感慨深い作品でした。
しかも、この「ドラゴンへの道」だけは「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」と配給会社が異なり、東宝東和から東映に移ったのでした。

このへんは香港のブルース・リーが所属していた映画会社ゴールデンハーベストが二つと二重契約をしてしまったからだと言われていますが、当時は「香港の映画会社はいい加減だなあ~」くらいにしか思っていなかったのですが、ちゃんとした理由があったのです!

ブルース・リー亡き後、「クンフー映画ブームの次に来るのはこれだ!」と、ゴールデンハーベストの社長、レイモンド・チョウが狙ったのがなんとポルノ映画!!

AVなんてない時代、日本ではあの頃ポルノ映画は普通に流行っていました。
そこでチョウ社長が目をつけたのが、東映にいたポルノ女優の池玲子さん!
東映から池玲子を借りる代わりに、ブルース・リーの「ドラゴンへの道」を東映に配給させてあげよう・・・
そんな条件だったみたいです。

しかも、この頃ゴールデンハーベストが出していた雑誌になんと池玲子のグラビアまで掲載されているし(新潟のマニア、ゆうぞうさん所有!)
実際に「悪魔の生首」というゴールデンハーベスト作品にも、池玲子は出演しています!(日本公開もされた!)

まあ、そんないわくつきの事情もあっての「ドラゴンへの道」でしたが、そんな背景もあるからかポスターなどに使われる「ドラゴン」や「ブルース・リー」の字体も、東宝東和のそれとは違いました。

しかし、何故かサントラレコードだけは東宝のレーベルのTAMレコードからリリースされましたが、なんとマイク・レメディオスが歌う主題歌は劇場公開前にシングル盤が発売され、あまりのカッコよさに胸が高鳴った記憶があります。
しかも、B面っも「ビッグ・ガイ」という超カッコいいインストの曲で、それまで観てきたブルース・リーのイメージにぴったりでした。

そして公開された「最後のブルース・リー  ドラゴンへの道」!!
1975年の1月25日からの公開でしたが、オレは10歳年上の従兄弟のやっちゃんに連れられ、朝から地元郡山市の東映パレスにならびました!!

今、思い出しても、あの行列とあの熱狂ぶりはハンパじゃなかった!
「タイタニック」とか「アバター」最近では「君の名は。」なんかもかなりすごい客数でしたが、「ドラゴンへの道」はあんなもんじゃなかった!!

当時映画館は一回入ると何回でも観てOKだったのですが、この「ドラゴンへの道」は一回観たら珍しく場内アナウンスが流れ、なんと異例の入れ替え制になってしまっていたのです。

で、郡山では「ドーベルマンギャング2」という、犬のドーベルマンを使って、銀行強盗をするいうB級映画が同時上映でしたが、この映画も想い出に残る作品でした。(後にパート1とこのパート2共にテレビで放送しましたね)

で、いよいよ上映の「ドラゴンへの道」!!
スクリーンに向けてカメラで撮影している人もいれば、ヌンチャクの時のブルース・リーの怪鳥音にみんな笑ったり、ホントにスゴイ熱狂ぶり!!
それと、映画自体が物凄く短くも感じられましたね。(実際は1時間30分くらい)

ついに映画のラスト、マイクレメディオスの主題歌をバックに小さくなるまで坂をのぼっていくブルース・リーの姿に大感動でした。
郡山ではこの半年後くらいに、「シンドバット7回目の冒険」「シンドバット黄金の航海」との3本立てで、再放映されまいしたが、オレは従兄弟のやっちゃんのお姉さんのあさちゃんにねだってまた連れて行ってもらいました。

当時にファンはオレのように何回も映画館に通って観ているから、昔の映画とは言え、記憶がはっきりとしている。
オレも子供の頃に見たからこそ、はっきりとおぼえているのです。
だから、この時の記憶からも、「ドラゴンへの道」とはこの日本初公開のヴァージョンでなければならないのです!

それに、Xマスプレゼントに親にねだって買ってもらったTAMの「ドラゴンへの道」のサントラLPレコードが、この日本初公開版の短縮版だったので、このレコードを死ぬほど聴いていたせいもあり、日本初公開版に思いいれが出来てしまったのですね。
ちなみに、このLPレコード、音楽だけでなく、映画の音がそのまま入っていたのでした!!

そのほか、8ミリなんかも出たんだけど、高額で映写機も必要だったし、流石に買ってもらえなかったです。


その後は、「最後のブルース・リー」だというのに、何故かテレビ放送は「ドラゴンへの道」が一番先に放送したりして、しかも吹き替えはまだ仕方ないとしても、はじめのインストによるタイトルバックがいきなりマイク・レメディオスの主題歌に差し替えられていたり、他も一部変えられていたりして違和感ありあり・・・

やっと'80年代に入り待ちに待った出たビデオは中国語で、しかも、マイク・レメディオスの主題歌も、例のインスト挿入曲「ビッグガイ」っも流れないというヴァージョンで、当時は本当に見ていてがっかりしました。
続いて出たレーザーディスクは英語版だったけれど、マイク・レメディオス主題歌はないばかりか、何故かブルース・リーの怪鳥音はコロシアムの決闘以外は別の人に差し替え・・・

で、ここからが更に大変で、海外版や新しく再発したものをいくら買っても、初めて観た「ドラゴンへの道」にはたどり着けないのです!!

これがまさか日本で手を加えて作った日本だけのヴァージョンだったなんて当時は知るよしもなかったですし・・・。

しかし、熱心なマニアの方が少ない素材や資料を使って、日本初公開版の復刻版を作ってくれたりして、それでかなりオレたちのストレスは解消されたのでした。
特に、オレも尊敬しているマニア中のマニアであるAKさんの作られたものは本当に素晴らしく、これは今回の「本物」が見つかった今も全く色あせない素晴らしい宝物です、

そして!!

実に42年もの間、オレたちが探し求めていたあの「日本初公開版」が東映の倉庫から発見され、1975年と同じ1月25日にブルーレイとして発売されました!!

オレも既に3回観ましたが、思わず涙ぐんでしまいましたね。
「そうそう、これなんだよ、これこれ!」って。

早くもいろいろな発見がありましたが、オーニングの静止画像だけでもう、お腹いっぱいです!!
更に、あまりの画質のよさに驚愕!!

かなりフイルムの状態がよかったと聞いていましたが、ここまでとは!!
前に、撮影した西本正さんの本を読んだことがありますが、当時としては画期的だったローマで開発されたテクニスコープで撮影されているんですねドラゴンへの道は・・・。
だから、ブルース・リーがはじめてラッシュをローマで見たときは物凄く色が綺麗だったそう。

しかし香港でプリントしたとき、ローマで見たような色にならないので、ブルース・リーが怒って全部焼きなおしさせたくらい素晴らしい色だった・・・。

そんなこだわりのものを公開当時、オレたちは観ていたですね。

そして、今回のブルーレイで、遂にこれが復活しているのです!!
コロシアムの空だけでなく、ノラ・ミヤオが住む部屋とか、とにかく色が明るくて綺麗!!

今まで見えなかったものまで見えてきてしまうという・・・
部屋の壁の絵とか飾り、ブルース・リーの肌の質感や、汗の感じまでとてもナチュラルでいい感じで見れる!
これはいくらリマスターした画質でも敵いません!!

それを証拠に見比べてみると、リマスターの方はちょっと全体的に暗くて観づらいのですよ!!

あとは当時の焼付けの字幕ですかね。
あの味がある下手ウマな文字!!
※残念ながら、ネガフイルム原版のため、字幕だけは当時モノではなくて、'97年リバイバル公開時のものを基に出来るだけ’初公開の時のものに近づけたそう。('97年の予告編も今回発見され収録された)
贅沢とは思うけど、いつか叶うなら字幕入りのポジフイルムも見てみたいものだ・・・。


思い出したのが、レストランでブルース・リーがウエイトレスのおばさんに注文を聞かれ、現行の今までのソフトだったら「タマゴ」って字幕なんですよ。
実際に「エッグ」って言ってるから、本当はそうなんだろうけど、初公開版ではたぶん、中国人だからって理由からかわざと「ギョーザ」って字幕になってるんですよ。
あれ、はじめて見たとき、親しみやすかった思い出あるもん!!
子供の頃、よくマネしたから憶えてるんですよ!「ギョーザ」「ギョーザ」って(笑)

それと、今では例の8ミリの映像も観れるようになって、今回のにも特典として収録されているんだけど、こちらも焼付けの字幕で、オレはてっきり、この8ミリの字幕は初公開版からそのまま引用なんだろうなって思い込んでたんだけど・・・

初公開版ではブルース・リーの役名を「タンルン」って書いてあるのですが、8ミリ版では「タンロン」になっているのですよ!
ってことは、8ミリは8ミリで字幕をまた打ち直したってことになるのか?
それとも、もしかしたらやっぱり8ミリの方がそのまま初公開版のものなのか?

あと、やっぱり同時に発見されたという予告編ですね、
こちらも画質が素晴らしかったのと、やっぱり手書きみたいな字幕!!

ノラ・ミヤオがノラ・ミアオになっていたり、こちらも当時の字体で感激したなあ。
予告編でも「ビッグガイ」が流れていいたり、マイク・レオディオス主題歌は歌に行くまでながさないで、だだどんどん♪だけという・・・

最後の最後にも、ビッグサプライズで、なんと「ドラゴンへの道」カレンダーの告知で終わるという・・・!!
これはびっくりしたなあ。
あのカレンダー、熱心なコレクターの方なんかは持ってるんでしょうか?
パンフの復刻はいいから、今回のにはあのカレンダーの復刻入れて欲しかったり・・・(笑)

たぶん、まだまだまだまだ発見があるんだろうけど、初見ではこのへんで・・・


いや~、いきなりやってきたこの大型サプライズ!!
本当に大感謝ですが、この初公開版が死ぬ前に本来の形で見れただけでもありがたいことです!!

残るは「ドラゴン危機一発」と「死亡の塔」ですが、そういえばオレたちは一体何枚同じ作品のビデオを買い続けることになるのでしょう?
だって「ドラゴンへの道」にしたって、ついこないだドエゴから出たばっかなんですよ(笑)


たぶん、ブルース・リーマニアがトップなんじゃないかなあ、同じ作品のソフトを何枚も買うのって・・・?

いや、それこそオレたちドラゴンへの道は続くのです!!!
ドラゴンの旅が!!


劇中でもタンルンが言うじゃないですか。
「外国の技でも習っておくんだね!」って。

これは「外国や他のヴァージョンのソフト(技)も買っていくんだね」にオレには聞こえてしまいます(笑)

頑張れ!ブルース・リー マニア!!!

タンルンのようにあの坂を登っていきましょう!!

行く先にはナイフ(未発表映像)や銃(別ヴァージョン)が待ち受けているはずです!!!





11年ぶりのジェフ・ベック
仙台にてジェフ・ベック公演を観て来ました!!

まず、ジェフ・ベックが東北、いや仙台に来るっていうのが驚きだが、そんなオレも実に11年ぶりのジェフ・ベックとなりました。
前回は2005年の7月に東京の国際フォーラムにて。

あのときの公演も、それは素晴らしくて、多分オレが今まで生きてきた中で3本指に入るライヴだったと思います。
じゃあ、あとの2本は?と聞かれれば、'94年に観たグレン・ヒューズと、やはり'89年に観たジェフ・ベックだったわけで・・・

特に'84年にはじめて観たジェフ・ベックの感動と言ったらもう!!

あの頃オレは東京に住んでいて、田舎では見れなかったロックのコンサートをこれでもかってくらい見ていましたね。

マイケル・シェンカーも観たし、ローリング・ストーンズの初来日や、ミック・ジャガーのソロ、(この時、本当はミックがギタリストとしてジェフ・ベックを連れてくる予定だったが、急遽流れた・・・)ブライアン・アダムスとかさ、中学、高校生の頃に好きだったアーティストをここぞとばかりに見まくっていました。

そんなオレがやっぱり、この頃最大のトピックとなる出来事と言えるのが、'89年に観たジェフ・ベックなのでした。
あのコンサートは横浜アリーナで、今のロックフェスのさきがけともいえそうな、何組かのアーティストが一堂に集まるって感じの画期的でスゴイものでしたね、

ジェフ・ベックを筆頭に、ジャーニーを解散中だった二ール・ショーンとジョナサン・ケインが組んだバンド、バッド・イングリッシュやTOTOでおなじみのギタリスト、スティーヴ・ルカサーのソロバンド、おまけにあのチャック・ベリーまで出るという豪華すぎるイヴェント!

ジェフはスーパードラマーのテリー・ボジオとキーボードのトニー・ハイマスというメンバーで作ったアルバム「ギターショップ」リリースに伴っての最強のパワートリオでの来日!

そして、イヴェントの最後にはジェフとニール・ショーン、スティーヴ・ルカサーの3人がギターバトルを繰り広げるという夢のスーパーセッションまで実現!!
このバトル、二ール・ショーン、スティーヴ・ルカサーの2人がさまざまなテクニックを駆使して、ジェフに対抗するんだけど、2人ばこれでもかってくらい、バリバリバリバリ速弾きを弾きまくるんですよ。
ところが、ジェフがたった1音、「きゅい~ん」ってチョーキングしただけで、格の違いを見せ付けたったいうか、歯が立たないの!

あれは凄かったな~

で、このときのジェフのライヴが感動しすぎたから、オレはもうジェフのコンサートは行かないと思ってた。
いや、あんなスゴイもの超えられるはずがないと思ってたし、いい思い出にしておきたかったというかね・・・。

ところが、'05年に土曜日ということもあり、なんとかいけそうな感じだったので思い切って行ったんですよ。
そしたら、やっぱりこの時も凄くて・・・
泣きっぱなしだった気がするこのときは・・・(笑)

で、今回あれからもう11年の歳月が流れてしまって、オレもいろいろあったけれど、ジェフ・ベックもなんと72歳という年齢に達してしまいました。
しかしジェフときたら相変わらずエネルギッシュで、「フー・エルス」ってアルバムあたりからよく女性メンバーを起用するようになったり、特に最近では無名の若手をよく起用するようになってきました。

ベーシストのタルちゃんが印象的だったけど、リリースされたばかりの新作「ラウド・ヘイラー」でも無名の若手女性が2人も起用され、しかもその2人と組んだ新バンドでの来日ということもあり、これは是非行ってみたいと思っていた矢先でした。

しかも、ジェフといったらインスト!という常識を覆し、ここのところジェフはヴォーカル入りの曲をやりたがるようになって、このアルバムでは遂にロージー・ボーンズという専属女性ボーカルでいるという徹底ぶり!!
もう一人の女の子もカーメン・ヴァンデンバーグってギタリストだし、今までの雰囲気とはまるで違うハードなアルバムを作り上げたのですね。

ジェフって言ったら、インスト!だと誰しもが思っていたのに・・・


そして、遂に観た11年ぶりのジェフ・ベック!!

メンバーは先ほどの若手女性2人のほかに、名手ドラマーのジョナサン・ジョセフ、プリンスのバンドで御なじみのベーシスト、ロンダ・スミス、、もう一人、ジェフのアルバム「フラッシュ」で御なじみのあのジミー・ホールまでヴォーカリストで帯同!
そう、今回はなんとヴォーカリストが2人いるのです!!

これは一体・・・!?

ますます今回はどういうセットリストになるかわからない感じでしたが、フタを空けてみたら・・・

そう、主に新曲、アルバム「ラウド・ヘイラー」からの曲はロージーが歌い、古い名曲やカバー曲はジミーが歌う・・・
そして、インストはジェフ、ジョセフ、ロンダ、カーメンでやる感じでした。

1曲めはやっぱりというか、アルバム「ラウド・ヘイラー」からの1曲め「「レヴォルーション・ウィルビー・テレヴァイズド」
なんとヴォーカルのロージーが客席からアルバムジャケの拡声器持って現れるという暴挙ぶり!!
2曲めも、立て続けに「ラウド・ヘイラー」から来るのかと予想させておいて、いきなりの「フリー・ウェイ・ジャム」という構成にまず、ノックアウト!

やっぱり、みんなインストパートが気になるところなんだけど、その前にジェフが選んだだけに、インストよりもまずヴォーカルの2人のスゴイこと!
文句なしに、コンサートはじめのハイライトは意外にもジミー・ホールのソウルフルなヴォーカルだったりして凄すぎた!!

とにかく圧倒的に歌がうまいんだもん、このおっさん!!

で、ロージー・ボーンズのパンクで天使のようなたたずまいも本当に凄くて、圧倒的存在感!
ボン百の日本人女性アーティストも敵わないようなカリスマ性!!

バラード曲、「スケアード・フォー・ザ・チルドレン」ではジェづの甘いトーンとも相まって、ロージーの天使のような歌声にもう、涙腺爆発だったもん!!
流石、若いとは言え、あのジェフ・ベックに見出された人って納得したなあ。
物凄く一生懸命に唄うんだよ!!
いじらしいというか、かわいいんだ!

インスト曲だけど、なんとジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ・オーケストラの「ユー・ノウ・ユー・ノウ」が出たのが嬉しかったなあ。
'05の時はビリー・コブハムの「ストレイタス」のカバーでびっくりさせてくれましが、どちらもトミー・ボーリンがらみなんだよね~、オレ的には!

実は「ユー・ノウ・ユー・ノウ」もトミー・ボーリンがカバーしているし!
トミーのは原曲を更にテンポアップしたヴァージョンだったけど、ジェフは原曲どおりな感じ。
しかし、この曲でロンダとジョセフのソロもあったりして、聴かせたたなあ~

後半のブルースジャムではジミーがハーモニカまで持ち出してきて、インプロヴィゼーションに参戦!
しかも、このジミーのハーモニカがまた凄くて!!

そして、それまできっちりバッキングに徹していたカーメンまでのソロ合戦に参戦して、それがまたまたすんげえギターソロ弾くんだよ!
若いのに、めっちゃうまい!!
もう、見せ場だらけ!!


で、主役のジェフですが、やっぱりこの人のプレイは別格!
中学のときにはじめてジェフのギターを聴いたときにはなにがいいのかさっぱりわからなかった。

速弾きする訳でもなく、歌もないしで、当時はよさがわからなかったんだ。
しかし、自分でもギターを弾くようになったり、、いろんなギタリストのプレイを聴くようになってからは、この人は世界一なんだと納得したよね。

うまいギタリスト多々あれど、本当にスゴイのはジェフ・ベックだけだ!!

とにかく、ジェフのギターってあのピックを使わない独特のウォームなトーンと、繊細さと豪快さをもったピッキング、そして、なんといっても、あのアドリヴからくる数々のフレージングの豊かさだろう。
よく、ブルースを基本としたペンタトニックのフレーズを使ったアドリヴをする人はかなりいるし、ジェフもペンタを使うんだけど、あんなに独特でメロディアスでなフレーズを次々にくり出す人は他にいないから。

昨年、ディープパープルが来日して、オレも郡山公演を観に行ったんですよ。

スティーヴ・モーズも観たかったし!
しかし、ありきたりで無難、スタンダードなフレーズを延々と垂れ流すだけで、やっぱりリッチーの足元にも及んでいないばかりか、ファッションにしても由緒あるブリテッシュハードロックにはふさわしくないださいタンクトップって、ホント、ジャコパスのバンドに入ったフューションセッションギタリストみたいだったもんね。
リッチーいたときはあれだけ鬼気迫るフレーズを展開していたドン・エイリーも緊張感のないアドリヴの垂れ流しだったし・・・

まあ、生のイアン・ギランが観れたのもあるし、よいコンサートではあったけれど、感動とまではいかなかった。

で、やっぱりスティーヴ・モーズの件もあるけど、ジェフ・ベックは本当に本物!って痛いほど痛感しましたね。
ホントによくあんなフレーズを即座に弾いてしまうもんだか・・・。

名曲「哀しみの恋人たち」なんて、全然、全くフレースが違うし、レコードより更に上をいくキラキラした曲になってしまっている!!

そしてやっぱり、アンコール最後に演奏されたビートルズのカバー「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」ですよ!
涙腺、大爆発でした。
この曲もウェス・モンゴメリーがカバーしてるんだけど、あのトミー・ボーリンもライヴで全編ではないもののカバーしてたりして、やっぱりセンスのいいギタリストはこういうところもちゃんと押さえているんだなあって感激した次第!

でね、ホント、MCなんかも一切やらず、黙々と曲だけを演奏しているだけなんだけど、これこそが音楽のコンサートなんだなあって改めて思ったりもしてなんだか感慨深かったです。

本物は音だけで納得させられるというか・・・。
お客さんも、別にノルわけでもなく、本当に音楽を聴きに来ている感じ・・・

これぞ究極の音楽のコンサート!!



まあ、そんなわけで11年ぶりのジェフ・ベック!!
やっぱり凄かった!!

で、本当に泣いた!!

ちなみに来ていたお客さん、ほとんどがおじさんでしたが、それもオレよりも10歳以上は離れてるおじさんばかりでした。

しかも、みなさん、楽器をやったことあるような人ばっかりで、オレのとなりのおじさんはコンサート中、エアドラム叩きっぱなし(笑)
逆隣にいたおじさん2人もマニアックなロック話に花を咲かせていたりして、男女のカップルも老夫婦ばっかという・・・

しかし、ステージに立つ人は更に歳上の72歳のおじいちゃん!!

その人の名はジェフ・ベック!!!!!

こんな老人のコンサートに、おじさんたちが楽しみに観にいく・・・・

なんだか素敵な光景でしたが、ホント、今のロックにはない「本物」のすごさがあるのでおじさんたちだけでなく、是非若い人も一度は観て感じて欲しいです。
こんなスゴイものをおじさんたちだけのものにしておくのは勿体無い・・・・!
まあ、それでもいいんだけど(笑)

きっと、ジェフやヴォーカルのロージーなんかは特にそれ願ってるはずだから。




ジェフ・ベック、本当にありがとう!!

生きててよかった!!





プロフィール

BLUEIII

Author:BLUEIII
BLUEIII(ブルー・スリー)
のブログです

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する